この商品は?
下記でナショナルの洋式便器をご紹介していましたが、とうとう本家本元のTOTOも洗浄水量6Lを切る便器を発表してきました。この商品の最も画期的な技術はなんといっても「ハイブリッドエコロジーシステム」です。 2007年8月1日発売です!
もともとTOTO製品に限らずタンクレストイレは従来のタンク式トイレと比べはるかに省スペースで設置できるため、需要としては非常に高いものでした。ただ値段の高さもさることながら、水圧によって設置場所が限られるという決定的な弱点があったため採用が見送られるケースもあったのです。
それを解決したのが、タンクレストイレにタンクを内蔵しタンク式と水道直圧式の両方の特性を生かした「ハイブリッドエコロジーシステム」です。このシステムにより大きく改善されたのが「設置フリー化」「超節水」「洗浄音の低減」です。
○設置フリー化
従来のタンクレストイレは「水道直圧方式」といって水道の圧力をそのまま洗浄に使うというもので、マンションの高層や高台など水圧が低いところでは設置できなかったりトラブルがおきたりしていましたが、ハイブリッドにすることによって安定した洗浄水の供給を実現しました。そのため従来のタンク式が設置できる程度の水圧さえあればどこにでも設置できるようになったのです。
○超節水
一昔前のトイレの水量が8L〜13L、近年の節水トイレが6Lという水量でしたがナショナルが6Lの壁を突破したのを皮切りに各メーカーが節水にしのぎを削り、ついにTOTOによって5.5Lが実現しました。
○洗浄音の低減
水道直圧方式と違い安定した洗浄水が供給できることによって、従来品より洗浄音が低減されています。
○お掃除・お手入れ簡単
TOTO独自の「セフィオンテクト」と呼ばれるコーティング技術によって防汚加工が施されていますが、これは以前からのもので、これだけでも格段に汚れは付きにくいのですが、掃除のしやすい「フチなし形状」や「フチなしウォシュレット」、「クリーンコート」やノズルの「セルフクリーニング」など心憎いほど隅々まで気配りがされています。
○節電
節電機能としては時間設定によってヒーターの入切をするタイマー節電に加え、生活パターンを学習して自動で節電する「スーパーおまかせ節電」といううれしい機能がついています。
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