マンションリフォームの際は下記のようなことに気をつけましょう。
1.リフォーム工事中の音の問題
マンションの構造は鉄筋コンクリートもしくは鉄骨でできており、どちらも音を非常に伝えてしまいます。工事中は周辺のお家だけでなくマンション内の多くの部屋に音が届くと考えておいたほうが良いでしょう。トラブル回避のため工事前の近隣挨拶は念入りにしっかり行いましょう。
2.生活音の問題
上記のようにマンションは音を非常に伝えやすい性質を持っていますので、工事後の生活音を防ぐこともとても重要です。リフォームの内容はしっかり確認しましょう。管理組合によっては防音用の建材を用いるよう指示がある場合もあります。指示を守らず、後々工事のやり直しをさせられたケースもあるそうなので、ちゃんと指示には従いましょう。
3.施工上の制限
一戸建てと違いマンションの部屋は見えないスペースが狭い場合が多く、床下や天井裏等のスペースによっては施工上の制限が多くなることがあります。当然専有部分のみがリフォームの範囲内ですので戸建と比べるとプランの自由度が下がります。またマンションごとに独自の施工方法が必要な場合もあり、それにあわせる必要があります。いずれにせよ無理な施工は後々のトラブルの元です。
4.引越しするべきか否か
工事の規模によってはリフォーム期間中、一時的に引越しをしたほうがよいケースもあります。工事現場では施工場所、作業場所のほか、材料の保管場所等思いのほかスペースが必要です。荷物移動が必要な場合はその荷物の行き先も確保する必要があります。工事によっては埃が出たりもするので、神経質な方は要注意です。出費が気になるのは当然ですが、リフォーム業者とよく打ち合わせをして必要であれば思い切って工事期間中の引越しを考えることも大切です。 |